深大寺の節分会豆まき式に行ったらこの世の地獄を見た
深大寺の節分の豆まきイベントに行ってきました。
豆争奪戦でした。
深大寺周りを散策したので、合わせて書いておきます。
前半は深大寺周辺の話で、豆まきの話は後半に書いてあるので、豆まきの話だけ読みたい方は目次から飛んでください。
深大寺ってなに?
東京都調布市にあるお寺です。
境内は自然がたくさんあり、すぐ近くに神代植物公園があったりと、都内とは思えない自然の豊かさと静けさで都会の喧騒を忘れられる場所です。
アクセスは少し悪く、電車+バスor車になります。
電車の場合、JR中央線総武線だと三鷹駅または吉祥寺駅からバス、京王線だと調布駅またはつつじヶ丘駅からバスです。
詳細は以下の公式サイトを見てください。
深大寺周辺の様子
バスロータリー〜参道
今回は電車とバスで行ってみました。
寺の参道の正面にバスロータリーがあるのでとても便利です。
参道は色々な店があってかなり賑わっています。
深大寺がそばで有名なこともあり、お土産として生そばを取り扱っているお店が多いです。
お寺ということで、お団子を取り扱っているお店も多くありました。今回は食べていませんが、おいしそう。
店頭に置いてあるおもちゃ、昔懐かしいものもあれば今風にアレンジされているものもあってとてもよいですね。ついつい欲しくなってしまう。
一服茶屋
通りかかった一服茶屋さん。店内だとお蕎麦をいただけるらしい。
こちらでは地ビールである深大寺ビールのピルゼンと、黒ビールであるミュンヘンの取り扱いがあります。深大寺ビールで黒ビールを取り扱っている店舗は少ないらしい。
壺焼き芋が量り売りで販売していました。
店の方いわく、紅天使の方が甘くてすごくおいしいとのこと。今回は残念ながら安納いもしかありませんでした。
壺焼き芋(安納芋)です。見た目からして黄色くておいしそう。
実際食べてみても、甘くてとてもおいしかったです。
安納芋ですら最高なのに、紅天使はどれくらいおいしいのか気になるところ。
鬼太郎茶屋
参道に入ってすぐ、鬼太郎茶屋があります。
店内は鬼太郎グッズが売っていたり、
カフェとしての営業もしています。
店頭ではじゃこのコロッケやソフトクリーム、目玉のおやじまんなどを販売しています。食べ歩きできる感じ。いいですね。
ソフトクリームは鳥取県のだいせん牛乳を使用しているそうです。白バラ牛乳なのかな。
ソフトクリーム、ミルクを食べてみたのですが、牛乳の味が濃厚でとてもおいしかったです。乳製品ラバーなのでまた食べに行きたい。
たまたま鬼太郎が店頭にいる日に行ったので、鬼太郎が接客もしていました。
鬼太郎のおすすめは目玉のおやじまんらしい。
鬼太郎が店頭にいない日でも、鬼太郎とねずみ男は店頭にいるので記念撮影もできると思います。
玉乃屋
昼食として玉乃屋さんでお蕎麦をいただきました。
外の席が多く、焚き火で暖が取れるようです。ちなみに外の席はペットOKのよう。
営業日やメニューの詳細は下記の公式サイトを参考にしてください。
ガラスが多く、店内の席も開放感があっていいですね。
メニューはこんな感じ。
店内で深大寺ビールをいただくこともできます。同行者が注文していたので撮らせてもらいました。
自分はビールの良し悪しがわからないので、店の方にいただいた緑茶を飲んでほっこりしていました。緑茶おいしい。
今回は十割そばの鴨せいろを注文しました。
つゆも鴨もネギもおいしすぎる。卵黄もつゆとそばにあってめっちゃおいしい。
そば湯もいただきましたがそばの風味が濃厚でしあわせでした。
同行者が注文していた十割そばの鴨田舎。
鴨せいろと鴨田舎の違いは麺の太さらしいです。確かにかなり太め。
お土産として玉乃屋で売っていた生そばを購入して家でも食べたのですが、お店で打った麺が入っていてものすごくおいしくてびっくりしました。また食べ&買いに行きたい。
節分会豆まき式の様子
本題の節分の豆まき式です。
豆まき式は本堂の前で行われます。
詳細は深大寺の公式サイトを参考にしてください。1日3回やるらしい。
本堂の前では福豆の授与も行っています。
豆まきの前にステージで、落語家の方のお話を聞いたり、
警視庁や国税局、消防署からのお知らせを聞いたり、
太鼓の演奏などなど。色々なゲストが出し物をしていました。
出し物が終わった後、節分に関するお話を聞いて豆まきスタートです。
芸能人、あまり詳しく知らないのですが有名な方が来ていたらしい。
いざ、豆まきスタート!
豆まきの写真撮るぞ!と意気込み、撮れた1枚目の写真です。
前に立っていたおばさんが天高く掲げていたスーパーの袋。
周囲を見渡してみると、帽子をひっくり返して豆を手に入れようとするおじさん、ヴィジュアル系のライブかと思うような勢いで地面に落ちた豆を広いに行くおばさん、手と声を上げ注意を引いて豆を投げてもらおうとアピールするお兄さんお姉さん。この世の地獄でした。
写真に写っている手を見るとわかりやすいかと思います。豆を求めアピールする人人人。
そんなに豆を手に入れて家で豆食うのか?うまいのか?縁起の問題?と疑問が浮かび上がりましたが、他人の手がカメラや頭や顔にベシベシと当たってくるのでそれどころではなく、げんなりしていました。
仏教を教えとしている寺でこんなにも欲を追い求める人間を見られるようなイベントとは思いもせず、呆気にとられました。豆まき式、すごい。深い。
豆くださーい!と一斉に声を上げている子どもの集団はかわいくて唯一の癒しでした。
あんな大人にはならないでほしい。
投げる側はとても楽しそうですね。あちら側に行きたい。
豆まき用の豆がなくなった瞬間、一気にひとが掃けて人混みがなくなったのもおもしろかったです。
深大寺の節分会豆まき式に行くのであれば、
- バーゲンや買い物競争が得意なひと
- ひとにぶつかられても気にしないひと
- お祭り騒ぎが好きなひと
であればおすすめかと思います。
逆に自分のような上記が苦手なタイプであれば、豆まきエリアから離れて見ていれば被害は被らないと思います。
今回は近くで写真撮影をしていましたが、少し離れたところからの方が写真も撮りやすいかもしれない。
人混みが苦手なのでこういったイベント系にはあまり行かないのですが、たまにはいいですね。位置取りがむずかしい。
人混みは豆まきのせいだと思うので、今度はイベントがない時に深大寺や、周辺の神代植物公園をふらっとしてみたい。