【XJR400R】バイクの車検更新をユーザー車検で通した【2020年】

多摩の陸運局(多摩自動車検査登録事務所)にバイク(XJR400R)を持ち込んで車検を通してみました。

 

 

 

事前に準備しておくこと

自分で車検を通すので、整備や点検はもちろんしっかりとやりましょう。

 

必要なもの

ユーザー車検を通すために必要なものは以下の通りです。

 

 

自賠責保険証明書 

自賠責保険は次回の車検期間を含んで加入する必要がありますが、車検日当日の加入も可能とのこと。

自賠責保険は検査場で更新できるので、現在のものを持って行きましょう。

 

軽自動車納税証明書

毎年送られてきて支払っている税金です。

車検の期限を含む納税証明書のみ必要なので、1年分でOKです。持っていきましょう。

紛失した際は市区町村で再発行ができ、基本的には即日発行可能ですが、手間がかかるので事前に手元にあるか確認しておきましょう。

 

自動車検査証(車検証)

車検証です。持っていきましょう。

 

定期点検整備記録簿

定期点検整備記録簿なしで車検を通して、後で点検する(後整備と言われる)のもOKらしいです。

ただし、車検証には「点検整備記録簿なし」と記載されるそうです。

定期点検整備記録簿はバイクを購入した際についてくるメンテナンスノートを使用するか、ない場合は、「二輪車定期点検整備記録簿」などでGoogle検索すると見つかると思うので印刷して使用してもOKです。

自分はせっかく車検を通すならきっちりやりたいと思ったので定期点検整備記録簿を用意していきました。

 

 

あると便利なもの

  • バインダー
  • ヘルメットを入れる袋など

 

バインダー

検査場でバイクで移動して書類を検査員に出したり、様々な書類を記入することになるのであると便利です。ほぼ必須レベル。

自分は自宅にあったものを使いましたが、100円ショップで購入してもよいですし、他にも使う機会があるのであればちょっといいものを購入しておいてもよいでしょう。

 

 

ヘルメットを入れる袋など

検査場内はヘルメットなしで走行可能です。

ヘルメットをしていると検査員の声が聞き取りづらかったり、また、自分の声が検査員に聞こえなかったりするので、ヘルメットは外しておきましょう。

 

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バイクの点検・整備

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基本的にノーマルに戻しましょう。自分の場合、フルノーマルなので問題なし。

ノーマルの場合、検査はヘッドライトの光軸以外は問題なく受かるようです。

ヘッドライトの光軸については、ユーザー車検の直前にテスター屋さんで見てもらうことにしました。後述します。

定期点検整備記録簿と合わせて確認し、ついでに色々とメンテナンスしました。

  • プラグ交換
  • エンジンオイル、オイルフィルター交換
  • ブレーキフルード交換
  • ブレーキパッド交換
  • インシュレーター交換
  • エアフィルター交換

新車から15年ほど経つので、ゴム系のパーツの劣化が目立ちますね。

 

車検の予約

国土交通省の車検予約システムから、車検の予約を行います。

 

www.yoyaku.naltec.go.jp

 

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アカウント登録をした後、検査の予約を行います。

今回は車検の更新なので「継続検査」を選択、後は流れの通り選択していけばなんとかなるでしょう。

 

受験検査場は自分のバイクのナンバーの管轄地でなくてもOKです。

自分は、テスター屋さんや検査場の評判がいい+ユーザー車検の情報がネットでまぁまぁ見かける+検査場があまり混雑してなさそう、という理由で多摩の検査場を選択しました。ちょっと遠い。

 

 

検査当日の流れ

光軸の調整

ユーザー車検で落ちる方のほとんどが光軸が原因だと言われています。

調整しても、振動などですぐにずれてしまうらしい。

再検査含め3回まで見てもらえるらしいですが、落ちるのもかなしいですし、どうせならすんなりと検査に通った方がすっきりするので先にテスター屋さんで光軸の調整をしてもらうことにしました。

 

今回行ったテスター屋さんは米山自動車さん。

予約なしで行き、「光軸見てもらえますかー?」と聞いたところ快く引き受けていただけました。

ヘッドライト、光軸がかなりずれていたようで機械で確認しながら細かく合わせてもらいました。

また、米山自動車さんで自賠責保険の更新と、検査場で使用する書類の記入をさせてもらえます。

「最初は二輪レーンで検査するけどタイヤ固定されるし、ダメだったら一番左の0番レーンで検査してもらいな。あそこはタイヤ固定されないからね。それでもダメだったらまた持っておいで。いってらっしゃい!」と、ありがたい暖かいお言葉をいただいて検査場へ出発。

 

検査場での検査

光軸の調整後、多摩の検査場へ向かいます。

 

 

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多摩自動車検査登録事務所へ到着しました。思っていたより空いています。

 


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バイクを停めて、案内の看板を確認します。

今回は車検の更新なので継続検査です。

  1. ナンバーセンターにて書類と印紙を購入
  2. 書類記入後、庁舎の6番窓口にてユーザー車検の受付
  3. 検査コースにて検査
  4. 合格した場合、庁舎の7番窓口にて新しい車検証と車検シールの交付

という流れになります。

 


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ナンバーセンターで書類と印紙を購入します。

わからない場合、「ユーザー車検で初めてなんですけど書類はこちらでいいですか?」などと窓口で聞くと丁寧に教えていただけます。

検査には上記の3枚の書類が必要です。

事前に書類を持っている場合は、印紙のみでOKです。

自分は米山自動車さんで書類をいただいて記入していましたが、記入ミスがあったので新しく書類をいただきました。

 


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書類と印紙を手に入れた後は、庁舎の6番窓口の前辺りに見本があるので、参考にしながら書類に必要事項を記入していきます。

 


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3枚の書類記入後、6番窓口に行き、ユーザー車検の受付を行います。

受付の方に上記の書類を確認してもらい、バイクに乗っていざ検査へ。

 


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検査の出口はこんな感じ。写真だとわかりづらいですが、二輪レーンは5番と4番の間にあります。

 


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ついに検査です。落ちたらどうしよう!ドキドキ!なんて思っていたら10分もかからないで終わったので拍子抜けでした。

ユーザー車検初めてっす!と検査員の方に伝えたら、付きっきりで検査していただけました。ありがたや。

検査内容は、

  • エンジンをかける
  • 左右前後のウインカーの点灯確認
  • ホーンの確認
  • 前後ブレーキランプの確認
  • スピードメーターの確認
  • 前後ブレーキの確認
  • ヘッドライトの確認

といった感じでした。

フレームやハンドルロックの確認はされていなかったと思うし、排ガスの検査は気づかないうちに検査員の方がチェックしてくれていたのかノーマルマフラーだから検査しなかったのか、緊張していたせいかあまり覚えていません・・・。

 

検査合格後は、レーン出口の方に書類をチェックしてもらい、再び庁舎に戻って7番窓口で書類を提出後、新しい車検証と車検シールを交付してもらってユーザー車検終了です。 

シール剥がしなどを使って、現在貼ってある車検シールを新しいものに交換しましょう。

 

 

かかった金額

 

ユーザー車検にかかった費用(2020年1月)
  内容     金額    備考 
検査登録印紙
400円
 
審査証紙
1,300円
 

重量税印紙

4,600円
2年自家用、13年経過
自賠責保険
11,520円
24ヶ月分
ライト調整費用
2,200円
光軸検査料
合計
20,020円
整備費用は除く

 

ユーザー車検、かなりお安く済みました。

整備費用を入れても35,000円を切るレベルです。

浮いたお金は整備費用や任意保険にまわせるのでいいですね。

 

勝手がわからなくても必要書類だけ揃えて持っていけば検査場で教えていただけるので初心者でも困ることはありませんでした。

次回以降もユーザー車検で通そう。

 

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