新米の季節なので、お米を食べ比べてみた
お米、種類も新米古米も色々ありますが、しっかりと食べ比べたことがなかったので食べ比べてみました。
奥深いけど、味に疎い初心者でもお米の味の差を感じられたのでとてもたのしい。
お米食べ比べの目的
- 普段スーパーで色々な品種の米を買うが、食べ終わる頃には前に購入した米の味を覚えていない
- なので、お米の味の食べ比べをして、ざっくりと味の違いを感じ取りたい
- 各家庭にあるお米を1合ずつ持ち寄って食べ比べをする
わざわざ大量にお米を買うのはもったいないので、友人を集めてお米を持ち寄りました。
今回はお米食べ比べ入門編ということで、新米古米や普段食べない米などの食べ比べは積極的には行いませんでした。
ただし持ち寄ったお米で比較できるものがあれば、食べ比べてみましょう、といった感じ。
自分の好みのお米を探しましょう。
今回用意したお米
今回用意したお米です。
友人に「みんなの家にあるお米持ってきてね」とお願いしたら、米5種類中4種類がコシヒカリで笑った。
炊く前でも見た目からしてお米の違いがあるんだなあ、とぼんやり思っていました。後述。
精米についての知識は、コイン精米機を製造しているISEKIの下記のサイトを参考にしました。
福島県会津産 無洗米 コシヒカリ 古米(平成29年)
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先日Amazonパントリーで購入した、会津産の無洗米コシヒカリです。
真っ白。さすが無洗米。胚芽の残りもあまりありませんね。
福島県産河沼郡産 コシヒカリ 古米(平成29年 自宅精米)
自宅精米らしい。胚芽が少し残っていますね。
同じ福岡県産の、会津産 無洗米のコシヒカリと比べると少し茶色。
富山県産 コシヒカリ 新米(平成30年)
茨城県龍ケ崎産 コシヒカリ 新米(平成30年)
こちらもかなり真っ白です。胚芽の残りがほぼ見えない。
山形県山形産 玄米つや姫 七分付 新米(平成30年)
今回コシヒカリだらけの中で唯一の別品種、つや姫。しかも七分付。
栄養価が高そうでいいですね。圧倒的期待枠。
お米食べ比べの条件
同じ条件でお米を炊きました。
- 同じ炊飯器で炊く
- 同じ水で米を研いで、同じ水で炊く
- 米を一気に炊く環境がないので、炊いた後しばらく置いてから食べ比べる
食べる際は、以下のように、お米単体で食べた場合とおかずと食べた場合で比較しました。
- お米をそのまま食べる
- お口直しには水を用意
- おかずを数種用意し、おかずとお米を食べる
使用した炊飯器
象印の3合炊ける炊飯器です。
なにも考えないで適当にAmazonで購入したやつ。
象印 炊飯器 3合 IH式 極め炊き ステンレスブラウン NP-GG05-XT
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炊飯に使用する水
炊飯には南アルプスの天然水を使用。
お米の品種によって炊飯に使用するお水の量が変わるらしいですが、今回はお水の量は一定としました。
米研ぎには水道水を使用しています。
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用意したおかず
- たらこ
- 明太子
- ごましお
- 漬物
- さばの塩焼き
- お茶漬け
- 韓国のり
- 佃煮
適当にご飯に合いそうかつ、お米の味を大きく損なわないおかずをチョイスしました。
各米を食べ比べた感想
各米で味が違っていておもしろかったです。
自分の好みは福島県産河沼郡産 コシヒカリ 古米(平成29年 自宅精米)のものでした。甘みが強い柔らかいお米が好き。
福島県会津産 無洗米 コシヒカリ 古米(平成29年)
- 硬い
- 味薄い
- 香りがない
- カレーには合いそう
- 少し甘いが、他の米に比べると味が薄い
散々な感想になりましたが、古米+無洗米という便利さを考えると仕方ないかなといった印象。
よく言えば、突出していない、まとまった味のよくできたお米。語彙力がない。
福島県産河沼郡産 コシヒカリ 古米(平成29年自宅精米)
- 甘みがある
- やわらかい
- 甘いが新米のが味がある
- 甘みが強すぎるので、他のおかずに合うかは微妙
- 甘さの主張が激しい
甘くてもちもちでした。個人的にとても好み。最高。
富山県産 コシヒカリ 新米(平成30年)
福島県会津産の無洗米・古米のコシヒカリと比べると、上位互換って感じでした。
茨城県龍ケ崎産 コシヒカリ 新米(平成30年)
お米の芯がしっかりしていて食べ応えがある感じでした。芯という表現があっているのかはわからないけれど。
山形県山形産 玄米つや姫(七分付) 平成30年 新米
- 穀物って感じ
- 玄米っぽくはなく、とても食べやすい
- もちもち
つや姫おいしいですね。こちらも個人的な好みでGood。
七分付きを食べたのは初めてでしたが、玄米っぽい見た目の割にとても食べやすかったです。
栄養価が高そうな気がして、健康面を考えると今回持ち寄った米の中では一番よさそう。
今度我が家のお米として買ってみようか検討中。
全体の感想
普段食べるお米でも味の違いがあまりわかっていなかったこともあり、
- 同じ品種でも産地や新米古米によって味や硬さがかなり変わる
- 精米方法によっては栄養価が高い状態で食べることができる
- 新米の方がみずみずしいイメージがあったが、古米でも甘かったり柔らかかったりしていて意外とイメージ通りではなかった
などなど、新しい発見がありました。
半年〜1年に1回くらい友人を集めてお米の食べ比べを行い、品種や精米方法、新米古米の違いはもちろん、自分の好みのお米を探したいですね。
素人でも感じられる味の違いがたのしい。